翻車魚舎

まんぼうしゃ。鳥の隠れ処。足元注意。


京都市内に住んでると石投げれば当たる距離に寺がいくつもある。 ほんとにひとつの通りに3軒くらいある。

唯物論者に育てられたので、付き合い以外にお参りなどしたこともないのだが、京都に引っ越してから徒歩圏内にいくつも詣でる場所があるがために、除夜の鐘と初詣に付き合わざるを得なくなった。私を付き合わせてるのは連れ合いだが、彼も別に信心があるわけでなく、まあ標準の日本人てとこなのだ。私は大晦日まで仕事のことが多いし、元日二日と年始の挨拶に出かけるので、夜は家でぬくぬくして休んでいたいのだが、断ると新年早々ご機嫌を損ねるので、近所を回るだけということでお互い妥協している。
順番に並んで鐘を撞き、賽銭を投げて手を合わせるだけ。
なんてことはないのである。ではあるが、小さな、もやっとした思いが毎度湧き起こる。
「信心ないのに体裁だけでごめんなさい」
そんなことに気が咎めるなら別に拝まなくていいし、旅先で寺社を訪れるときは実際そうしたりするのだが、初詣に並んでるのに拝まずUターンとかする度胸はないので、不本意ながら日本文化を重んじているふりをする。
自分を不自由だなあつまんないなあと感じて、軽く疲れてしまうから正月は苦手。
今年こそはもっと自由になりたいなあ。本年もよろしくお願いします。

浮上してるって言ったけど水面に浮かび上がる前に停まっちゃって、不調というほどではないけどどうも集中できない、ぼんやりする。欝ってほどじゃないしストレス貯まってるんだろうなと思っていたけど、単に睡眠が足りてないだけだったらしいです。
冷房の適温が私と連れとは違うので、冷えすぎたり熱すぎたりして、毎晩何度も目を覚ましてました。涼しくなって冷房のない部屋で寝られるようになったら、とたんに頭がスッキリした。
どのくらいスッキリかというと、パソコンの前にずっと座っていられるようになりました。これまでディスプレイに向かってられなかったのですよ。すぐ眠くなって。だから電源もめったに入れなかったし。で、久しぶりに長文を書こうとしたら、なんかスムーズに出てこない。語彙が少ないのは元からだけど、なんかリズムを忘れてしまった感じ。まあぼちぼち思い出すでしょう。数年書かなかった経験もあるから心配はしていない。当分リハビリですね。

手始めに、短いレビューをこちらに載せてもらいました。



3月に読んですぐに書きたかったんだけど、Amazonの最初のころの内容説明がかなりぼやかしたもので、ネタバレと責められるのが怖く様子見してました。最近、帯が替わったようで内容に触れた紹介も上がっているので手を付けることができました。小説書く人はみな読んでほしい。書かない人にも面白いから読んでほしい。


加えて、ぶくぶく沈んでる間にすっかり忘れられた様子なので、Kindle本のキャンペーンやります。
KU対象だし、今更そんなに出ないだろうけど、お久しぶり思い出してねってご機嫌伺い的なやつ。



かなり色の違う2冊を、9月20日16時から5日間、9月25日の夕方まで無料です。よろしく~

もういい加減に更新しないと、放置ブログだと思われる。Twitterに書く程度の短い文章でいいんだろうけど、ブログ開けるとついしっかり書かなくてはって気になっちゃうんだよね。原稿用紙に向かう時みたいな、気に入ったノートに初めて書く時みたいな。


この2、3ヶ月は世間が自粛ムードのために私の仕事は前年比1.5倍くらいの忙しさ。仕事量も勤務時間も増えて、家では在宅勤務のオットがリビングを占領し始終電話応対してて、休日でも気の休まらないかなりストレスフルな日々を送っておりました。掃除も食事も手抜きの数ヶ月で、生産的なことなんて何ひとつできませんでしたよ。創作もあえて手をつけないようにしました。休みの日はほぼ寝込んでて休息とらなきゃ無理なペースだったので。仕事として常に同じペースで書くなんてこと私には無理です。わかってたけど。ようやくひと息つけて書き始めたら、あら。結構だらだら書けるもんだな……

2月末から計6枚の芝居やコンサートのチケットが紙切れとなり、かなり落ち込んだ期間でもありました。昨年末からミュージカルにハマり始め、今年はどっぷり沼に浸るつもりだったのですよ。
生涯で一番というほどきたいしてた舞台も開幕直前に中止となり、大きなダメージくらいました。今日見たツイートで「サッカー見られない間は胸に穴が開いたようだった」ってのを見ましたけど、こちらは中止のたびに撃たれて穴だらけで息も絶え絶え……。
ただ、8月半ばまでの予定が消えてしまったとはいえ、映像配信のリモート演劇で6月前半はカレンダー真っ黒です。
『12人の優しい日本人』が話題になったのでわかると思いますが、顔がずらりと並ぶあの画。実際の舞台で演者全員の表情を同時に追うなんて不可能なのでそこが新鮮で。演技の奥深さを知る機会をもらいました。今は第七世代実験室の『リチャード三世』が毎週の楽しみです。まだ話半ばなので、シェイクスピア劇に興味あるかたのためにリンク貼っときます。


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